平成30年度決算検査報告の特色

3.平成30年度決算検査報告の特色

(1) 国民の関心の高い事項等に関する検査状況

キ 環境及びエネルギーに関するもの

  1. 中間貯蔵・環境安全事業株式会社において実施しているポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業の実施状況、同事業に対する国の財政負担の状況等について(特定検査状況)
  2. 試験研究用等原子炉で使用する燃料要素の製作について
    (試験研究用等原子炉で使用する燃料要素の製作開始指示の発出等に当たり、新規制基準対応の状況、運転計画、燃料要素の在庫量等を踏まえた上で必要性を判断するとともに、上位部署等の確認を受ける体制とすることにより、処理・処分等が必要な未使用の燃料要素等の発生を防ぐとともに、燃料要素の製作に要する費用を節減するよう改善させたもの・国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
  3. 新潟共同備蓄基地に係る石油備蓄事業補給金の補給金単価の算定について
    (新潟共同備蓄基地に係る石油備蓄事業補給金について、石油タンクの基数の割合等の合理的な方法を用いて新潟共同備蓄基地に係る費用等をその他の費用等と適切に区分して算定させることなどにより、補給金単価の予定価格が適切に算定されるよう改善させたもの・独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
  4. 地域環境保全対策費補助金により造成した再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金及び二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金により造成した再生可能エネルギー等導入推進基金を財源として実施した事業において、太陽光発電設備等の設計が適切でなかったため災害等による停電時に防災拠点施設等の機能を確保するために必要な電力量が確保されていなかったり、太陽光パネルの基礎の設計が適切でなかったため所要の安全度が確保されていなかったりしていたもの(不当事項・環境省)
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