第32回　公会計監査機関意見交換会議開催報告

令和3年8月27日(金)及び9月3日（金）にオンライン配信により「第32回公会計監査機関意見交換会議」が開催されました。 例年、監査に関与する機関の関係者が一堂に会して、公会計監査の現状や今後の課題、監査機関相互の連携等について公開討議を行うことを通じ、それぞれの監査活動の一層の充実を図っていくことを目的としてきたこの会議も第32回目を迎えることができました。

なお、今回の開催においては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年実施しておりましたパネルディスカッションは実施せず、基調講演及び各パネリストによるプレゼンテーションを事前収録し、オンラインにて配信する方法により実施いたしました。

森田院長の主催者挨拶のあと、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、国連大学サステイナビリティ高等研究所非常勤教授の蟹江憲史先生をお迎えして「ＳＤＧｓと評価の視点」をテーマに基調講演が行われました。その後、「環境分野に対する検査・監査・評価 ～SDGsへの貢献を目指して～」をテーマに、監査に携わる機関のパネリスト5名によるプレゼンテーションが行われました。

当日は、各府省の監査・行政評価担当部局、地方公共団体の監査担当部局、独立行政法人・国立大学法人の監査担当部局、日本公認会計士協会、日本内部監査協会、会計検査院等の組織から多数の参加者がオンライン配信を視聴し、盛会裡に閉会しました。