本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項(令和7年(2025年)10月21日)

 

令和7年(2025年)10月21日 会計検査院

 会計検査院は、合規性、有効性等の観点から、上下水道事業者(地方公共団体等)は、添架水管橋(橋りょうの桁に上下水道管を支持金具等により添架する形式の水管橋)の設計に当たり、橋りょう管理者等に橋りょうの耐震性を確認しているか、耐震性が確保されていないおそれがある添架水管橋について、応急対策を適切に策定しているかなどに着眼して検査しました。
 その結果、国土交通省において改善の処置が執られたものを公表します。
 なお、本検査結果は、本院が今後作成することとなる「令和6年度決算検査報告」において「本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項」として掲記されるものです。

「新たに設計する添架水管橋について、原則として耐震性が確保されている橋りょうに上下水道管を添架することなどを周知するとともに、耐震性が確保されていないおそれがある既設の添架水管橋について、耐震性を確保するための工法を検討することや添架水管橋に係る応急対策を策定することを周知するなどして、地震災害時に上下水道の機能が確保されるよう改善させたもの」

(添架水管橋の耐震性について)

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