令和7年(2025年)10月17日 会計検査院
会計検査院は、合規性、有効性等の観点から、見積活用方式(入札参加予定者に見積りの提出を求め、妥当性が確認できた見積りを積算価格に反映させる積算方式)を適用して積算を行う建設工事について、対象工事の選定及び対象項目の決定並びに見積価格の妥当性の確認は適切に行われ、予定価格の算定が基本方針等の趣旨を踏まえて適正に行われているかなどに着眼して検査しました。
その結果、防衛省において改善の処置が執られたものを公表します。
なお、本検査結果は、本院が今後作成することとなる「令和6年度決算検査報告」において「本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項」として掲記されるものです。
「見積活用方式の適用に当たり、運用マニュアルを改正して、工種の示す内容が分かるように明示するとともに、適用した理由を記録に残すこと、見積価格の妥当性を確認した根拠資料を保存することを新たに定め、対象工事の選定等に係る実施手順等を作成することなどにより、予定価格の算定が適正に行われるよう改善させたもの」
(防衛省における見積りを活用する積算方式の実施状況について)
- 本文(PDF形式:179KB)

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