令和7年(2025年)9月18日 会計検査院
会計検査院は、有効性等の観点から、ため池廃止工事(老朽化が進み農業用水の貯水池として利用される見込みのないため池について、決壊による水害等を防止するために、ため池の貯水機能を廃止する工事)の実施に当たり、雨水等を下流域に安全に排水することができるかなどに着眼して検査しました。
その結果、農林水産省において改善の処置が執られたものを公表します。
なお、本検査結果は、本院が今後作成することとなる「令和6年度決算検査報告」において「本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項」として掲記されるものです。
「ため池廃止工事の実施に当たり、廃止するため池に流入する雨水等を既設水路で下流域に安全に排水することができるか確認し、対策が必要と判断された場合には当該対策を計画的に行うことなどを都道府県等に周知することにより、下流域に被害を及ぼすことのないよう改善させたもの」
(ため池廃止工事における下流域への影響の確認等について)
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