平成19年 Ⅱ種(土木)採用 係長級
第1局総務検査課 調査官 猿山 喬之(さるやま たかゆき)
受験生へのメッセージ 自分に出来ることを大事にしてください!
このパンフレットを読んでいるということは、少しは「会計検査院」について興味を持ってくれているのかなと思い、嬉しく思います。そんな皆様に、会計検査院の仕事について、少しお話できればと思います。
私は大学時代には土木工学を専攻していました。同級生の多くは、ゼネコンや建設コンサルタント等に就職して大学時代に専攻した土木工学の専門知識を活かした仕事に就いています。しかし、私が今やっている仕事は、業務内容にも書きましたが補助金、交付金の検査をしています。昨年は、主に、新型コロナウイルス感染症対応関係や地方創生関係の交付金の検査をしていました。
これを見ると、周りのみんなと全く違う仕事のように見えるので、専攻していた専門知識は活かせるのかな、全く畑違いな仕事に見えるけど大丈夫なのかな、という疑問が出てきます。その答えは、全く問題ありません。
例えば、観光や農林水産業の振興等の地方創生関係の交付金が使われている施設整備等の事業があって、植物園やキャンプ場等の整備をしているものもあります。このような事業を検査する際には土木工学の専門知識が役立つこともあります。また、前の部署では、土木分野と建築分野の専門家と一緒に、工事関係の検査業務の支援を行っていて、この時は、技術基準等の専門書を調べるような毎日で、大学時代の友人にもいろいろ相談したり、教えてもらったりして仕事をしていました。
このように、濃淡はありますが、会計検査院の仕事では、専攻していた専門知識を活かせる場面は多くあります。
そして、仕事をする上でもっと大事なことは、仕事は一人でやるものではないということです。特に、検査の仕事は、何人もの調査官で様々な事業を検査します。調査官が一人でその全ての専門知識を身に付けて二刀流、三刀流になって検査をする必要はありません。調査官がお互いの長所を活かして、自分に出来ることを発揮すれば成果は出るものです。
みなさんには、自分に出来ることを存分に発揮して社会で活躍することを願っています。そして、それが会計検査院という職場であったら嬉しい限りです。