一般職採用者からのメッセージ

平成元年 Ⅲ種(建築)採用 室長級
 第3局国土交通検査第4課 専門調査官 横倉 健志(よこくら たけし)

2026年採用パンフレットP12の職員の写真

受験生へのメッセージ 検査業務が自分に合っているか知りたいみなさんへ

私が会計検査院で検査業務に長年、従事してきた中で感じていることは、国の施策を実施するための予算の使い途に関する検査をとおして、その施策の課題や不具合を洗い出し、解消するための処方箋を示すことができれば、予算の使い方のみならず、その施策の改善に繋がることが多いということです。
 ただし、それを実現するためには、各施策を実施している組織の事務手続の仕組み、その施策を構成する事業の内容、既に投下された予算の使い途、目的の達成状況等について、限られた期間の中で既存の関係資料や担当者からの聴取により把握した上で、それに関する課題や不具合を洗い出す必要があります。
 そのためには、会計検査院に入るまでの能力や知識よりも、入って以降の習慣づけと訓練が重要となります。それについて私自身の経験から列挙してみると以下のとおりとなります。
 ・検査対象となる施策や事業について関係する法令、基準、資料等を常に収集し学ぶこと
 ・大量の法令、要領、資料、書類、電子データを確認することに慣れること
 ・関係資料等が断片的な場合、パズルを組み合わせる要領で全体像をイメージすること
 ・不明なことについては施策や事業の担当者から十分な聴取を行い、正確な全体像、それらを実施するための仕組みや要点を把握すること
 ・把握した全体像、施策や事業を実施する仕組みから生じる恐れがある課題や不具合の仮説を立てること
 ・立てた仮説どおりの課題や不具合が実際に発生しているか実態と比較対照して確認すること
 ・課題や不具合が発生するメカニズムを解明して実態に即した処方箋を検討すること
 まさに、みなさんがこれらの習慣づけと訓練を粘り強く継続する自信があり、国のお金の使い途をとおして国が実施する施策の課題や不具合の解消を目指したいと考えているのであれば、会計検査院は理想的な職場といえます。我こそはと思うみなさんと一緒に仕事をできる日を心からお待ちしております。

平成5年 Ⅱ種(行政)採用 課長補佐級
 事務総長官房能力開発官付 総括副長 山﨑 逸子(やまざき いつこ)

2026年採用パンフレットP14の職員の写真

受験生へのメッセージ 個性を活かして活躍できる仕事

私は、国の決算の確認という仕事への興味や、様々な行政分野の知識を得られることに魅力を感じたこと、また、転勤がなく、結婚や出産をしたとしても働き続けることができると思ったことから会計検査院への入庁を決めました。
 これまで米や麦などの食糧施策、失業給付や年金等の社会保障、小中学校等の学校施設の検査を経験しました。検査を通じて様々な分野の知識を得ることができ、また、自分の気付きを相手方の事業の改善に結びつけることができるのは、会計検査院にしかない大きな魅力だと感じています。
 一方、会計検査という仕事は難しくもあり、問題を発見して検査報告としてとりまとめるには、専門的な知識の習得に加え、関係法令や資料を読み込んで確認すべき点を発掘する力や論点を整理して論理を組み立てる力、案文や資料を作成して上司に説明する力等、調査官としての様々な能力と、粘り強い努力が必要となります。
 また、検査には決まったスタイルや絶対的な正解はないため、自分の考えは正しいのか、真に相手方の事業は改善されるのかなど、「指摘をする」というその重責に思い悩むこともありますが、上司や先輩に相談しアドバイスをもらいながら何度も議論を重ね、皆で検査報告を作り上げています。
 会計検査院には、問題を見つけることが得意な人、緻密な調査が得意な人、相手方の懐に入り信頼関係を築くことが上手な人、データの集計や分析が得意な人など、お手本となる魅力的な仲間が大勢います。それぞれが個性(これだけは誰にも負けないという強み)を持ち、得意とする検査スタイルや分野を活かして活躍しています。このような個性あふれる調査官の活躍はもう一つの会計検査院の大きな魅力です。
 みなさん、個性を活かして会計検査という難しくも魅力のある仕事にぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

平成19年 Ⅱ種(行政)採用 係長級
 第2局厚生労働検査第1課 こども家庭検査室 調査官 古賀 仁士(こが さとし)

2026年採用パンフレットP11の職員の写真

受験生へのメッセージ 「現場の声を届ける」と「ボトムアップ」

一部の方を除き、あまり知られておらず、名前を覚えてもらうことすら覚束ない会計検査院に興味を持っていただきありがとうございます。そんな会計検査院ですが、とても魅力的な職場です。
 まず、会計検査院が「現場の声を届ける」という役割をもっている点です。各省庁等によって様々な制度が作られることにより、国の事業は実施されますが、当初は問題なく運用されていた制度が、社会情勢の変化等により歪みが生じたり、制度創設当初から潜在的な問題があったりすることがあります。それを調査官が市町村等の現場に行き、市町村の職員の方々が、事業を執行する上で感じている問題等を収集して、各省庁等にその現状を知ってもらうことで制度の問題点を改善させることができます。難しさもありますが、「現場の声を届ける」ことによって制度を変えられるのはとても創造的な仕事で魅力と感じています。
 また、会計検査院が「ボトムアップ」の組織である点です。どのような内容をどう検査するのかについて、調査官には裁量が与えられていて、ベテラン調査官から新米事務官まで、問題と思った案件については、責任をもって提案することができます。私も実際に案件を中心となってまとめたことがあり、それが検査報告に掲記されたり、新聞で報道されたりした時にはとても達成感がありました。そして、裁量がある分自分のペースで仕事ができます。私もフレックスタイムを活用して早い時間に退庁して、こどもを保育園に迎えに行く日もあります。
 みなさんがこのような会計検査院の魅力に共感して、会計検査院に入庁して、ともに働く日が来ることを楽しみにおります。

令和2年 一般職(大卒)(行政)採用 係員級
 第1局財務検査第1課 調査官補 齊藤 瑞希(さいとう みずき)

2026年採用パンフレットP9の職員の写真

受験生へのメッセージ 会計検査院で働いて感じること

会計検査院は組織として、会計検査を行う「検査課」と会計検査院の活動を支える「官房」の二つに分かれた上で、検査対象や役割によって更に分課されており、それぞれの業務内容は大きく異なります。このように、「一つの組織だとは思えないくらい多種多様な業務に携わり、様々な経験をすることができる。」これが会計検査院の魅力だと思います。
 業務が多岐にわたるため、異動の度に新たな所属課での働き方をイチから考え直さなければならない(大変。笑)のですが、そうすることで自分の適性がよく見えてきます。業務を通じて自分自身への理解を深められること、そんなところに、会計検査院で働くことの面白みを感じます。
 検査をするのが楽しい、資料作成に長けている、事務作業の効率化が得意、など適性には種類が色々あると思いますが、私は「多種多様な業務があるからこそ、自分の適性を生かすことができる場面は必ずあるはずだ」という前向きな思いを持って働いています。また、それに伴って最も大切にしていることは「コミュニケーションに前向きであること」です。受検庁の方の説明を聞く、班で考えをまとめて上司に伝えるなど、恐らくどんな場面においても本院の業務では「誰かと何かをやる」ということが発生します。そういった場面で正しく「相手の話を聞くために・自分の思いを伝えるために」前向きでいられる人が会計検査院には特に向いていると感じ、また、私自身もそうでありたいと心がけています。
 多様な業務を通じて自身への理解が深まる環境で、上述のとおり前向きに働かせていただいているおかげで、困難はあれどやりがいを感じられる日々を過ごしています。こんな職場は他にありません、7号館でお待ちしています!(稚拙な文章ですが、受験生の皆様に少しでも会計検査院の良さが伝わっていますように。)

採用に関するお問合せ

会計検査院 人事課人事係
電話(直通):03-3581-8122 E-mail:recruit@jbaudit.go.jp