会計検査院環境配慮の方針

平成17年9月29日
会計検査院

1.はじめに

政府は、持続可能な社会を構築するため、21世紀初頭における環境政策の基本的な方向と取組の枠組みを明らかにする「環境基本計画-環境の世紀への道しるべ-」(以下「環境基本計画」という。)を平成12年12月22日に閣議決定しました。
 この環境基本計画においては、「関係府省は、環境基本計画を踏まえながら、自主的に環境配慮の方針を明らかにする」こととされています。
 この度、政府から会計検査院に対しても協力要請があったことから、環境基本計画の趣旨を踏まえ、会計検査院も国の官署として、以下のとおり会計検査院環境配慮の方針を明らかにし、取組の推進を図ります。

2.環境配慮の方針

(1)基本的な方針

会計検査院は、政府の環境基本計画を踏まえ、環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な社会の構築等に資するため、環境に配慮した施策への取組を推進します。

(2)具体的な取組

通常の経済活動の主体として環境に及ぼす影響を低減するため以下の具体的な取組を実施するなど、(1)の基本的な方針を実現するための施策に取り組みます。

低公害車の導入
平成16年までに一般公用車を全て低公害車に切り替えたところであるが、今後も更新に当たっては、引き続き低公害車を導入する。
グリーン調達
物品の調達等に当たって、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律を踏まえ、環境に及ぼす影響が少ない製品等を選択する。
エネルギー使用量の抑制
省電力の励行、冷暖房の適正な温度設定等により、電気使用量及び燃料使用量を低減させる。
資源の節約
・用紙の両面利用の徹底等により、用紙類の使用量の削減を図る。
・廃棄物の量を減らすため、廃棄物の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle)の3Rを極力図る。
・節水の励行により、水道使用量を抑制する。

3.環境配慮の方針の推進体制

以上の環境配慮の方針を推進するため、会計検査院に会計検査院環境配慮の方針推進本部を設置します。

会計検査院環境配慮の方針推進本部の設置について

1.趣旨・目的

会計検査院環境配慮の方針を踏まえて、その推進を図るため、会計検査院環境配慮の方針推進本部(以下「推進本部」という。)を設置する。

2.推進本部の構成

  • (1)推進本部の構成は以下のとおりとする。
本部長 会計検査院事務総局次長
本部員 会計検査院事務総長官房総務課長
会計検査院事務総長官房会計課長
会計検査院事務総長官房能力開発官付研修室長
会計検査院事務総長官房会計課会計管理官
  • (2)本部長は、必要に応じ推進本部に構成員以外の者を参加させることができる。
  • (3)本部長は、推進本部会議への出席に支障があるときは、本部員の中から本部長の職務を代行するものを指名し、その職務を行わせることができる。
  • (4)本部員は、推進本部会議への出席に支障があるときは、代理の者を指名し、その職務を行わせることができる。

3.推進本部の職務

推進本部において、環境配慮の方針について、毎年度点検を行うとともに、必要に応じて環境配慮の方針や推進体制の見直しを行うものとする。(最新の点検結果はこちらから。)

4.その他

  • (1)推進本部の庶務は、会計検査院事務総長官房会計課において処理する。
  • (2)(1)に定めるもののほか、推進本部の運営に関し必要な事項は本部長がこれを定める。
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