お金をうまく使っているかな?
みんなで使ってなかったよ(文部科学省)
文部科学省は、日本でもっともっと立派な研究が行われるように、大学が研究設備を作るのにかかるお金をあげることにしました。
大学は、研究をするところじゃな。
そして、大学は、作った研究設備を、自分の大学以外の人にも使ってもらえるようにしよう!と考えたら、文部科学省にそのことを伝え、研究設備を作るのにかかるお金をもらいます。
みんなで使えるものは、みんなで使ったほうがいいよね!
ところが、自分たちの大学だけでなくみんなで使えるようにする、と言ったにもかかわらず、研究設備を自分たちの大学でしか使っていないところが見つかりました。 どうしたらみんなに使ってもらえるかをよく考えずに、研究設備をみんなに使ってもらえるようにする、と言っていたのです。
作った人たちは、まわりの人とよく相談しなかったんだね。
会計検査院は、お金をもらうときにみんなで使うと言っていた研究設備は、どうしたらみんなに使ってもらえるかをもっとちゃんと考えてねと大学に注意するように文部科学省にお願いしました。