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検査報告事項のフォローアップ

会計検査院は、検査報告の指摘事項について、様々な角度からフォローアップを行っています。
このフォローアップにより把握している是正改善の状況などをみると、次のようになっています。

国等の損失は回復されたか

平成22年度決算検査報告においては、既往年度の決算検査報告に掲記した不当事項の是正措置状況について掲記しており、平成21年度決算検査報告に掲記したものと昭和21年度から平成20年度までの決算検査報告に掲記したものは、それぞれ次のとおりです。

(1) 平成21年度決算検査報告に掲記した不当事項874件のうち、平成23年7月末現在で、

  • ア、措置が完了したもの(租税の追徴、保険給付金の返納、補助金の返還、手直し工事など)…827件
  • イ、措置が完了していないもの…47件

(2) 平成20年度以前の決算検査報告に掲記した不当事項において、22年7月末現在で是正措置が未済となっていた502件のうち、23年7月末現在で、

  • ア、措置が完了したもの…42件
  • イ、措置が完了していないもの…460件

再発防止のための改善の処置は執られたなどしているか

(1) 平成21年度決算検査報告掲記事項のうち、不当事項874件、意見表示・処置要求事項66件、計940件中、

  • ア、法規等の改正、要領・仕様の改定、事務手続の改善など現行体制の改善を図ったもの…152件(不当事項…114件)(意見表示・処置要求事項…38件)
  • イ、担当者等に対し、公式文書の発遣、会議・研修会の開催、監査・調査の実施などにより指導及び注意を喚起するなどしたもの…904件(不当事項…862件)(意見表示・処置要求事項…42件)

※上記940件のうち131件(不当事項109件、意見表示・処置要求事項22件)については、上記のア、イの両方の処置が執られています。

また、意見表示・処置要求事項については、その改善処置の具体的状況を平成22年度決算検査報告に掲記しています。

(2) 処置済事項については、その履行状況を継続して検査しています。そして、平成14年度から21年度までの決算検査報告に掲記した事項についての検査結果を平成22年度決算検査報告に掲記しており、その結果は次のとおりです。

平成21年度決算検査報告において改善の処置の履行状況を継続して検査していくこととした処置済事項98件のうち、制度の廃止により処置済事項となったものなど5件を除いた93件について検査したところ、

  • ア、改善の処置が履行されていたもの…47件
  • イ、検査した範囲では改善の処置が履行されていたもの…41件
  • ウ、改善の処置が一部履行されていなかったもの…5件

関係者に対してどのような処分が行われたか

検査報告に掲記した不当事項の関係者(監督責任者及び担当者)に対して、所掌省庁においてどのような内容の処分が行われたかについて把握することとしています。

平成21年度決算検査報告に掲記した不当事項874件について、平成23年5月末現在で、免職、停職、減給、注意などの処分を受けたのは、監督責任者677名、担当者1,322名となっています。

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